昇龍法(昇龍気力躍動強化法)の特別講義を2月12日に開催(SRS能力開発法の第176回定例会)

SRS研究所では、2009年2月12日(金曜日)の夜に、
昇龍法(昇龍気力躍動強化法)の特別講義を開催します。
事前に連絡しておけばどなたでも参加できます。
会場はお茶の水駅の近くです。
会場や、申し込みの詳細は、講座日程表のページを参照:
http://www.srs21.com/plan/index.htm

以下、基本概念を紹介しておきます。

■第176回 「昇龍法(昇龍気力躍動強化法)」 10年02月15日
             講師:栗田昌裕
「龍の概念は東西の精神文化に古代から大きな影響を与え続けてきた。
 龍は人類の精神世界の空間の中で進化を遂げて来たのである。
日本を含む東洋と西洋の龍の歴史と関連知識を整理し、
それをSRS能力開発法の観点からとらえ直し、
SRS能力開発法における龍の概念とその位置づけと
ユニークな訓練法とを紹介する」。

龍は紀元前1000年よりも以前から、
世界中の人々の精神世界の中に出現して、
多大な影響を与えて来た不思議な存在である。
それは中国にも、日本にも、インドにも、
南米の古代文化にも、メソポタミアにも、
エジプトにも、ヨーロッパにも繰り返し現れて、
それぞれの文化で重要な役割を担って来た。
現代になると、龍はますます大きな役割を持ち、
SF小説や、映画やアニメやさまざまなゲームにまで
その役割を広げている。
いったい龍とは何なのか。
龍にはどのような種類があるのか。
龍は人生の精神世界において、どのような進化の道筋を遂げて来たのか。
龍の力の本質は何なのか。
龍はどのような神格や精神世界の働きと関わっているのか。
龍はどのようにわれわれの運命に関わるのか。
なぜこのように時代を超え、空間を越えて、人々に影響力を持ち得たのか。
龍の本体は何なのか。
講義を通して、龍の本質に迫り、
それが人間の知的機能や、能力開発にどのように関わっているのかを
解説する。
その項目は100を越える。
そして、SRS能力開発法の独自の龍に関わる訓練を紹介する。 
注:
SRS=Super Reading Systemは、栗田式能力開発法の体系です。
Readingはここでは知的情報処理を示し、
Superはそれを、従来とは異なったものにすることを示し、
Systemはそれを成し遂げる訓練体系です。

「認知法(認知力増強開発法)」の特別講義が開催された(定例会第176回)

SRS研究所では、毎月、新しいテーマで特別講義は行われています。
これはSRS能力開発法の第三レベルの訓練の一環として行われています。
2009年1月15日には、その第175回として、
「認知法(認知力増強開発法)」の講義が行われました。
以下はその基本概念です(講師は栗田昌裕)。
「認知力は『ものを見て認識する能力』である。
 認知力は速読力の基礎をなす力であり、ものを知る基礎となる力でもある。
 速読の眼力は認知力が担っている。
 そして、加齢とともに低下する働きの一つでもある。
 物わかりのよい人は認知力も高い。
 そのように重要な認知力に関する一般的な知識を提供し、
 認知力を高める訓練を紹介する」。
実際の講義では、心理学や認知科学での認知力に関する
基本的な知識や現象が順次紹介され、
それとSRS能力開発法の訓練との関わりが解説されました。
神経系の発生、発達についても概説がなされました。
そして、そのような理解を踏まえた上で、
特に、SRS能力開発法で重視する視覚認知能力と、
空間認知脳力をどのように高めるかの方法が語られ、
どのようにそれが速読を含む
高い知的能力に関わっていくかの具体的戦略が紹介されました。
近日中に、DVDとしても見ることができるようになると思われます。
http://www.srs21.com/materials/m_teireikai/chart_DVD_teireikai.htm
を見ると、DVDが制作されたかどうかを知ることができます。

歩行健康法について

毎年1月には、SRS研究所の教室で、歩行健康法が指導されます。
栗田式SRS能力開発の中の歩行法は、健康法の一環ではありますが、
単に歩き方を教えるだけでなく、
能力開発に直結する重要なテクニックを教えるものです。
しかもその内容はSRS独自のものです。
歩行健康法の基本概念は、以下に示されます。
「歩行は全身のシステムのあり方を見るよいモデルシステムである。
 歩行の状態を「解読」する鍵を手に入れ、
 知性を高め活性化する歩行法をマスターする」。
内容は盛りだくさんなので、講習で学んでいただくしかないが、
以下がヒントとなるメッセージの一つです:
「歩行を通じて、
 感覚・観察力を練り、
 知識・記憶力を練り、
 感情・情緒を練り、
 思索・思考力を練り、
 心象・想像力を練り、
 共鳴・直観力を練り、
 情報処理力を練る」。
歩行の際には、四方八方十方にどのように心配りをして、
どのようにそれらをとらえるかが重要になります。

なお、毎月の健康法の日程は、以下にあります:
http://www.srs21.com/plan/index.htm

指回し体操はSRS能力開発法の基本訓練・・・流布する三つの誤解を解く

 指回し体操は、1992年に創案者である栗田昌裕の著した
 「指回し健康体操が頭と体に奇跡を呼ぶ」(廣済堂出版)によって、
 世の中に知られるようになった体操です。
 この年、みのもんたさん司会の「おもいっきりテレビ」で
 大きな反響があったことなどから、繰り返しの出演を経て、
 広く世の中に知られるようになりました。
 しかし、その過程で、健康法としてのみの側面が一人歩きをして、
 これがそもそもは栗田式SRS速読法の基本訓練であったことは
 忘れられてしまう傾向が起きました。
 あらためて、指回し体操は、知的能力開発法の一訓練として
 創案されたことを強調しておきます。
 その特徴は、指回し体操が、
 「緻密な空間認知と綿密な協調運動を兼ねた微細な姿勢制御運動」
 であることにあります。
<第一の誤解を解く>
 単に、指を使うと老化防止によい、とか、
 指を使うとリハビリによいといった昔からある発想や技術と
 類似のものと誤解とは異なるところから生まれたもので
 あることを知ってください。
<第二の誤解を解く>
 指回し体操は、数多くのテレビや雑誌などで紹介されて来た歴史
 があります。
 しかし、放送時間や掲載スペースの関係から、実際には、
 「基本の指回し体操」だけが紹介されることがほとんどでした。
 そのために、「指回し体操」は一種類のやり方しかないと
 思っている人がほとんどでしょう。
 しかし、実際には、「指回し体操」は、非常に多くの方法を含んだ
 一群のレパートリーを持っているものです。
 創案者の著書で紹介されているものも、そのレパートリー群の
 ごく一部に過ぎません。
 実際のレパートリーの全貌は、SRS能力開発法の指導の中でのみ
 段階的に教えられるものです。
 指回し体操には、たくさんの方法があることを知ってください。
 その全貌は、180ステップあるSRS能力開発法を全部受けた
 人しか知りません。
<第三の誤解を解く>
 指回し体操の効果で世の中で比較的よく認知されているのは、
 「頭がよくなる」とか「体が柔軟になる」といったことです。
 頭がよくなることに関しては、迷路抜け、計算速度、読書速度が
 その場で改善するデータが統計的に確認されています。
 体の柔軟化に関しても、その劇的な即効から、テレビ出演では
 多いに注目を浴びることになった側面です。
 しかし、実際には、さらに多くの効果があるのです。
 創案者のHPには、基本の指回し体操だけに関して、
 その多様な効果を示す論文が示されています。
 そこでは、六つの側面に整理して紹介されていますので、
 参考にしてください。
 「指回し体操の諸効果に関して」
 http://www.srs21.com/fingers/index.htm

栗田式速読法の中級講習の内容は?

栗田式SRS速読法(http://srs21.com)の中級講習が行われました。

中級速読は、初級速読法を受講し終えた人が5日間かけて学ぶものです。
過去の実績では倍率は50倍から100倍になります(クラスの平均値)。

初級はSRS能力開発法の中では1〜10ステップにあたり、
中級は11〜20ステップにあたります。
初級同様、毎ステップに中軸的なテーマ・コンセプトがあり、
それを追究しながら、深まっていきます。
11〜20ステップのテーマは、順に、
「心の場を知る」「心を開く」
「大局をつかむ」「一期一会」
「体験の活用」「生命の質を高める」
「正念存続」「自然の摂理」
「波に乗る」「満開」
となっています。
それぞれの概念が対応する一連の訓練とともに、
速読の新しい側面を開拓することに役立てられます。

速読で重要なことは速さという量的な変革ではなく、
質的な変革であることがますます明確に分かってきます。

そして、初級にはない数々の新たな訓練が行われます。
「3D訓練」による認知力の新たなレベルを得ること。
SRS独自の「身体の柔軟化訓練」を行うこと。
これは能力開発の「ハードウエア面からの改善」を実現します。
同時に、「重ね合わせの原理」という重要な戦略を体験します。
「ジャイロ感覚」という概念を学び、能力開発の到達点を明確にします。
速読のもっとも重要な側面は時空間を認知する中核の場を拡大し、

なお、初級で与えられる基本のアイデアは、
「能力開発は観察に始まり適応に到る道筋である」ということです。
ここでいう適応とは、あらゆる種類の環境に適応することです。
そこには「身体環境、社会環境、自然環境、内面環境」が含まれます。
(そもそも知能とは適応力であることも確認します)。

中級ではまた、「分身訓練」による潜在意識のより深い理解、
「もぐらたたき訓練」による入力に対する複合感覚の巻き込み法、
「カーテンの原理」による潜在意識でのファイル操作の秘訣、
意識の場を「花」に見立てて成熟させるアイデア
「複写法」による心の場の拡大法、
「視覚的ワーキングメモリの拡大技術」
「光の辞書の充実」
などの階段を次々に上がっていきます。

その結果、初級で始まった「音の読書」から「光の読書」への
質的な移行は、新たな認知力の獲得を基礎として、
さらに充実したシステムへの変革の度合を深めることになります。
同時に、人間の運命がどのように決まっているかの洞察力も
得られるようになります。

迷路は初級で20点に到達した平均が30点を越え、
計算は初級で100点に到達した平均が110点を越え、
速読は初級で1万字/分を越えた平均は5万字/分を越えます。

2010年1月23日に終わったクラスでも
これらの成果が達成されました。
2009年7月の中級クラスの毎ステップ毎のデータは
以下にグラフで示されています。
http://www.srs21.com/sokudoku/chart%20pages/0907tyuukyuu5_chart.html
今回のデータも近いうちに
http://www.srs21.com/sokudoku/chart%20pages/chart_list.htm
に掲載されると思われます。

栗田式SRS能力開発法

栗田式SRS能力開発法に関して、適切な情報を提供するために記載を始めました。
指回し体操、SRS速読法、SRS瞑想法、SRS記憶法などについて、
思いついたことを書いていきます。