栗田式速読法の中級講習の内容は?

栗田式SRS速読法(http://srs21.com)の中級講習が行われました。

中級速読は、初級速読法を受講し終えた人が5日間かけて学ぶものです。
過去の実績では倍率は50倍から100倍になります(クラスの平均値)。

初級はSRS能力開発法の中では1〜10ステップにあたり、
中級は11〜20ステップにあたります。
初級同様、毎ステップに中軸的なテーマ・コンセプトがあり、
それを追究しながら、深まっていきます。
11〜20ステップのテーマは、順に、
「心の場を知る」「心を開く」
「大局をつかむ」「一期一会」
「体験の活用」「生命の質を高める」
「正念存続」「自然の摂理」
「波に乗る」「満開」
となっています。
それぞれの概念が対応する一連の訓練とともに、
速読の新しい側面を開拓することに役立てられます。

速読で重要なことは速さという量的な変革ではなく、
質的な変革であることがますます明確に分かってきます。

そして、初級にはない数々の新たな訓練が行われます。
「3D訓練」による認知力の新たなレベルを得ること。
SRS独自の「身体の柔軟化訓練」を行うこと。
これは能力開発の「ハードウエア面からの改善」を実現します。
同時に、「重ね合わせの原理」という重要な戦略を体験します。
「ジャイロ感覚」という概念を学び、能力開発の到達点を明確にします。
速読のもっとも重要な側面は時空間を認知する中核の場を拡大し、

なお、初級で与えられる基本のアイデアは、
「能力開発は観察に始まり適応に到る道筋である」ということです。
ここでいう適応とは、あらゆる種類の環境に適応することです。
そこには「身体環境、社会環境、自然環境、内面環境」が含まれます。
(そもそも知能とは適応力であることも確認します)。

中級ではまた、「分身訓練」による潜在意識のより深い理解、
「もぐらたたき訓練」による入力に対する複合感覚の巻き込み法、
「カーテンの原理」による潜在意識でのファイル操作の秘訣、
意識の場を「花」に見立てて成熟させるアイデア
「複写法」による心の場の拡大法、
「視覚的ワーキングメモリの拡大技術」
「光の辞書の充実」
などの階段を次々に上がっていきます。

その結果、初級で始まった「音の読書」から「光の読書」への
質的な移行は、新たな認知力の獲得を基礎として、
さらに充実したシステムへの変革の度合を深めることになります。
同時に、人間の運命がどのように決まっているかの洞察力も
得られるようになります。

迷路は初級で20点に到達した平均が30点を越え、
計算は初級で100点に到達した平均が110点を越え、
速読は初級で1万字/分を越えた平均は5万字/分を越えます。

2010年1月23日に終わったクラスでも
これらの成果が達成されました。
2009年7月の中級クラスの毎ステップ毎のデータは
以下にグラフで示されています。
http://www.srs21.com/sokudoku/chart%20pages/0907tyuukyuu5_chart.html
今回のデータも近いうちに
http://www.srs21.com/sokudoku/chart%20pages/chart_list.htm
に掲載されると思われます。