「認知法(認知力増強開発法)」の特別講義が開催された(定例会第176回)

SRS研究所では、毎月、新しいテーマで特別講義は行われています。
これはSRS能力開発法の第三レベルの訓練の一環として行われています。
2009年1月15日には、その第175回として、
「認知法(認知力増強開発法)」の講義が行われました。
以下はその基本概念です(講師は栗田昌裕)。
「認知力は『ものを見て認識する能力』である。
 認知力は速読力の基礎をなす力であり、ものを知る基礎となる力でもある。
 速読の眼力は認知力が担っている。
 そして、加齢とともに低下する働きの一つでもある。
 物わかりのよい人は認知力も高い。
 そのように重要な認知力に関する一般的な知識を提供し、
 認知力を高める訓練を紹介する」。
実際の講義では、心理学や認知科学での認知力に関する
基本的な知識や現象が順次紹介され、
それとSRS能力開発法の訓練との関わりが解説されました。
神経系の発生、発達についても概説がなされました。
そして、そのような理解を踏まえた上で、
特に、SRS能力開発法で重視する視覚認知能力と、
空間認知脳力をどのように高めるかの方法が語られ、
どのようにそれが速読を含む
高い知的能力に関わっていくかの具体的戦略が紹介されました。
近日中に、DVDとしても見ることができるようになると思われます。
http://www.srs21.com/materials/m_teireikai/chart_DVD_teireikai.htm
を見ると、DVDが制作されたかどうかを知ることができます。